幼い子犬を迎えたばかりの飼い主様へ

子犬の時期は残念ながらあっという間に過ぎ去っていき、めまぐるしいスピードで心も体も成長します。それは人間の18倍とも言われ、この時期の過ごし方でその子の一生が左右されると言われるくらい、とても大切な時期なのです。

子犬たちに人間社会で出会うであろうあらゆる刺激（人、イヌ、物、音など）に馴らしていくことを社会化と言います。適切な方法で社会化トレーニングを行うと、このあらゆる刺激は怖いものではないと理解し、情緒が安定しやすくなります。

この社会化トレーニングをある程度定着させるには１歳を過ぎるまで、できれば一生を通し継続して行うことが必要になりますが、この子犬の時期、中でも3ヶ月齢までが特に重要になります。

心が柔軟なこの時期に人間社会で暮らす楽しみをたくさん教えてあげることで、人もイヌも共に暮らしの幅が広がります。

将来どこへ連れていっても、何をしても、一緒に楽しむことができる、そんな自慢のパートナーになれたら素敵ですよね。

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成犬・シニア犬と暮らす飼い主様へ

子犬の頃は気にならなかったことも、成犬になってから行動がエスカレートしてきたり、急に困った行動をするようになることは、実はよくあることなのです。それは子犬の社会化期の過ごし方やこれまでの生活習慣が影響していたり、原因は様々ですが、いずれの場合でもイヌに厳しく接したり、力で止めようとしなくても問題を改善できる方法があります。

そのためには、これまでの生活スタイルや愛犬を取り巻く環境を見直す必要があるかも知れません。

みなさんが愛犬とのコミュニケーションに困っていると言うことは、愛犬も困っています。

成犬だから・シニアだからという理由で夢見ていた生活を諦めず、いっしょに楽しく取り組みませんか。

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